新加坡マスオさん日記

シンガポールで働くソフトウェアエンジニアが想う日々の徒然

一般的なシンガポール人は韓国と日本の区別がついていない

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Photo by Sunyu Kim on Unsplash

先日、誕生日を迎えたのですが、シンガポール人である義母が僕にワカメスープを作ってあげたいが、作り方が分からないと密かに悩んでいたそうですが、?と思っていたら、それは韓国の習慣であることがわかりました(韓国人の同僚に確認)。

また、会社のオフィスが入っているショッピングセンターのフードコートへランチでよく行きますが、「Saba fish set」というメニューがあるし、出てくるスープは日本でよく見るワカメスープではなく日本的な味噌汁が出てきます。

日本に住む同僚の韓国人に聞いてみると、「サバは日本語なので韓国料理のメニューでsaba fish setはおかしいですね。韓国にも味噌汁はあるけど辛味噌を使うので、日本の味噌汁とは少し違います。日本と韓国がごっちゃになっているのは海外でよくあることですよね。^^;」とのことでした。

なるほど。シンガポールの民族的多数派は中華系ですが、東アジアでも日本と韓国は中華系ではないので、違いがよく分からないグループとして一緒にされているのかもしれません。

私はアメリカのサンフランシスコ、フランスのアヌシーで働いた経験がありますが、中国・韓国・日本をちゃんと区別できている人はほぼいませんでしたし、海外の認識はこんなもんかもしれません。

日本はアジアでも有数の経済・文化の国なのに残念と思う方も多いと思いますが、日本人でヨーロッパ各国(特に東ヨーロッパ)が歴史・文化的にどう違うのか答えられる人はほぼいないと思います。東南アジアはどうですか?アフリカは?南米は?どう違うのか答えられないですね。

これだけ経済的・文化的に繋がりが強い現代のアジアにおいても、これが現状なので、ちょっと笑ってしまった一方で、日本の認知度を東南アジア、特にシンガポールで上げていたいと思いました。