シンガポールでのお釣りの返し方が不思議
シンガポールのレストランで食事した際に現金で支払うと、お釣りの返し方が変なことに気づきます。
例えば、普通のレストランで会計が税込で12.2ドルだった場合は、お店側が税込後の価格を12ドルに丸めているのです。え、それお店側損してない?と思いつつ、12ドル出すと何の問題もなく会計終了。
海外では、おそらく細かい小銭を扱うのめんどくさという理由でしょうが、細かいお釣りを返してくれないみたいなケースはたまに見ますが、レジで自動的に金額を丸めているケースは初めて見たので驚きました。
まあ、1セント単位を扱う労力を考えたら、あえて丸めて支払い業務を簡素化するのは合理的だなと思っていつつ、シンガポール人の妻に聞いてみるとシンガポールでは2013年に1セントが廃止されたそうで、1セント単位は四捨五入しているそうです。
(2013年からの硬貨を見ると一番下は5セントです)
よって会計の時にレジが四捨五入していた理由は、1セントが廃止されたから。
でも、シンガポール政府が1セントを廃止した公式な理由は見つけられていませんが、おそらくは、こういう細かいお金を管理することに労力を割くのは合理的ではないという判断なのではないかと思います。
合理的で、きっぱりと細かいことを切り捨てるところは、シンガポールらしい気がします。
シンガポールでのコーヒーの注文方法が難しい
シンガポールは、元々はマレー連邦の都市であり、実は国語がマレー語というお国柄のせいか、マレー系のカフェ(コーヒーと麺類など軽食あり)が多いです。
メニューがマレー語あるいは中国語とマレー語のmixで書かれていることが多く、そもそも何を書いてるのか困ります。
一般的にはメニューには、kopi、kopi o、kopi cがあるので、どれがブラックコーヒーなのか分からず一個ずつ試しましたが、どれも甘いやんけとなり、中華系マレーシア人の同僚に聞いたら、
Kopi コーヒー+コンデンスミルク
Kopi O コーヒー+砂糖
Kopi C コーヒー+砂糖+練乳
ということが分かりました。ブラックコーヒーはKopi O kosongです。これは難易度高い。
さらに、年配の中華系の人は、英語が今ひとつ通じないケースが多く、black coffeeとかno sugarとか言っても怪訝なかおされるので、マレー語を覚えて注文するのが無難です。
英語じゃないと嫌とかいう冒険心のない人は3倍の値段払ってスタバに行きましょう。